本部門では、「転換期の女子大教育」をテーマとする特研プロジェクトを立ち上げ、学外の共同研究者3名(新谷龍太朗・同志社女子大学准教授、岡邑衛・千里金蘭大学准教授、金南咲季・椙山女学園大学准教授)と連携しつつ、新たな研究活動をスタートさせています。第一段階の作業として、全国の女子大すべての大学パンフレットを収集し、その質的分析を行い、その成果を本研究所の『研究レポート』に掲載予定です。また、2025年1月からは、第二段階の作業として、女子大に勤務する中堅・ベテランの文系研究者に対する聞き取り調査を実施中です。なお本研究プロジェクトは、令和7年度からの科学研究費に応募中です。
もう一つ、本部門では、本研究所の国際的発信力を高めるためのプロジェクトに着手しています。具体的には、令和7年9月(3日間)に本学において、JUSTEC(日米教員養成協議会)の年次大会を開催します(英語が基本言語)。大会初日の午後には、「外国にルーツをもつ子どもたちへの教育支援」をテーマとした、一般市民に開いた基調講演及びパネルディスカッションを開催予定です。本国際学会の開催が、本学の国際性を向上させるための一助となればと願っています。