臨床心理部門の概要

 臨床心理部門は本学の「発達臨床心理学研究所」の研究部門が、学院の組織改編により令和5年4月に「教育総合研究所」に統合され、その1部門として活動を継続することになりました。

 「発達臨床心理学研究所」は昭和54年4月に本学附属幼稚園の附置研究施設「幼児教育研究所」として開設され、平成11年に大学院心理臨床学専攻の開設にともない、その実習相談機関とするために「発達臨床心理学研究所」に改称され、その後25年にわたり研究・臨床・教育活動を続けて参りましたが、令和5年3月末をもって廃止されることとなりました。そのため、心理相談部門、啓発活動部門は、令和5年4月に本学心理・社会福祉学部心理学科の附置施設の「発達・臨床心理センター」に引き継がれました。

 令和4年度から「発達臨床心理学研究所」の研究部門で先行研究として行ってきた「女子大学大学院臨床心理学専攻修了生の就労状況とリカレント教育へのニーズに関する実態調査」は、令和5年度に「教育総合研究所」の特別研究プロジェクトとして採択され、「女性専門職のキャリア発達における課題抽出とリカレント教育の開発」の心理職ユニットとして、「学校教育部門」と共同で研究を行っています。