教師を語る会
趣旨
「教師を語る会」は、教師のバーンアウトが大きな社会問題となってきた2003~2004年頃、本研究科の教員と修了生の教師が中心になり、教師が背負う困難を語り共感的に受けとめる場が必要と立ち上げました。教師のバーンアウトは、その後、精神科医師による治療や、教育委員会によるバーンアウトの認知、さらにはその回復のカリキュラムが講じられるようになり、本会も一定の役割を終えました。
2010年度からは、バーンアウトの課題に限定せず、広く教師や援助職の抱える課題を考えようと、本研究科院生や修了生、近隣の教育職が集まり、学校・職場のことについて、あるいは教員/私人としての悩みや思いなどを自由に語り合い、誰にも否定されず共感的に聞き合う“ピアな場”として設けています。
- 令和元(2019)年11月2日(土)13:00~15:30
- テーマ:
- 『非行』に対する援助の在り方を問う~教育専門官及び少年院教官としての経験から~
- 講 師:
- 竹下 三隆 氏(スクールカウンセラー、元奈良少年刑務所教育専門官)
- 平成30(2018)年7月21日(土)12:30~14:30
- テーマ:
- 援助職の『資質』と、その養成・現職教育の課題
- 講 師:
- 福井 雅英 氏(滋賀県立大学全学共通教育推進機構教授)
- 平成30(2018)年12月8日(土)10:30~12:00
- テーマ:
- 教員・保育士・援助職の「倫理」の問題
- 講 師:
- 上田 孝俊 氏(本学教授)
- 平成29(2017)年10月28日(土)10:30~12:30
- テーマ:
- 高校は生徒のために何ができるか
- 講 師:
- 鎌田 ユリ 氏(スクールソーシャルワーカー)