地元兵庫県西宮市の出身です。学生時代に教育社会学という学問に出会い、自らの教育経験の意味・意義を鮮やかに描き出してくれることに惹かれました。以来、学校社会学の領域で、現場志向の研究を積み重ねています。「学校文化」「フィールドワーク」「マイノリティ」という3つの言葉が、私の研究のキーワードです。近年は、外国人・障害者・貧困層といった社会的カテゴリーに含まれる子ども・若者たちの教育経験を聞き取り調査によって当事者の視点から明らかにし、よりよい学校システムのあり方を探究する共同研究に従事しています。
専門領域 | 教育社会学、学校臨床学 |
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研究テーマ |
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発達心理学を専門としています。人間発達における生物学的要因と環境要因の寄与について、子どもを誕生時から追跡することによって研究しています。この追跡という研究手法を使って、小学校に入学した児童の学校適応についても研究しています。 現在は、大阪大学を中心とした大学間共同研究に参加し、学校における子どもたちの心理的健康についての共同研究に参画しています。
専門領域 | 臨床発達心理学 |
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研究テーマ |
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指導している院生の研究テーマ |
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研究生活の初め頃は、明治期中等学校における身体やスポーツを対象とする歴史的な研究を行っていましたが、本学の教育研究所に赴任してから大きく方向転換。現在は日本やアメリカの女子大学に関する比較研究や私立中学・高校のサバイバル戦略の調査研究を行っています。これらの研究では、インタビューなどの質的分析と量的データ分析の双方を用います。大学院では、研究計画や調査方法などの授業も担当。
専門領域 | 教育社会学 |
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研究テーマ |
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指導している院生の研究テーマ |
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医学博士。小児科専門医・指導医、子どものこころ専門医、公認心理師、臨床発達心理士、日本小児精神神経学会認定医。小児科医、臨床発達心理士として、大学病院、子ども療育センター、連合小児発達学研究科、子どもの睡眠と発達医療センター等で発達障害、小児精神障害、様々な子どものこころの問題や睡眠障害について診療、研究、教育に携わってきました。運動、睡眠、食事など「身体性」が子どもの脳とこころの発達にとても重要であるという視点で診療や研究に取り組んできました。中でも特に、「不器用」と言われる発達性協調運動障害(DCD)について複数の国際・国内共同研究、学会・啓発活動などを行っています。
専門領域 | 発達行動小児科学、小児精神神経科学、子どものこころ |
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研究テーマ |
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指導している院生の研究テーマ |
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教育方法学、教師教育学が専門です。総じて言えば、教師の実践知と技術知の相即的発達をテーマにしています。学習論としては、学力を身に着ける(理解と定着を目指す)授業づくり、自律的学習者を育てる授業づくりに関心があります。また授業場面における臨床的対応とそれを可能にする教師の技量にも関心があります。
専門領域 | 教育方法学、教師教育学 |
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研究テーマ |
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私は日系アメリカ人社会でソーシャルワークを学び、その中で在米被爆者の方々と出会ったことで、マイノリティー高齢者に対するソーシャルワークのあり方をずっと考えてきました。研究プロジェクトは、高齢者の人生を支援する一環としてライフレビューの実践とその効果についてまとめの段階に入っており、次のプロジェクトとして長期的支援としての福島における災害ソーシャルワークと女性の対人援助職への支援に着目しています。
専門領域 | 老年ソーシャルワーク |
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研究テーマ |
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指導している院生の研究テーマ |
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